こども病院ドットコムPJCT代表、通称「親方!」のブログ。 チビちゃん3人を育てるシングルパパでもある親方!の子育て奮闘記。

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後半の幕開けはアクロバットなジャグリング。

小さな筒に板を乗せて、
その上に立ってのジャグリングです。
その筒と板を段々と積んで行き、
最高では6段の不安定な板の上で、
優雅に玉を頭上で回していきます。

「をー!をー!」
ヒータンはただただ、そう叫ぶばかり。
「すげぇ・・・」
ジオンはつぶやくように。
「なぁなぁ、アレは落ちたら死ぬ?」
マレイは、現実的な質問攻めです。

三人三様に感じ方は違うのだろうけど、
見たことのない世界に感動しているのは
間違いなさそう。
サーカスの団員の演技ひとつひとつに、
3人が目を輝かせていました。

サーカスの演目も最終に向けて、
段々ヒートアップしていきます。
長い板の両端をマッチョな男が2人で持って、
板の真ん中に乗ったキレイなオネーサンを
空中高く放り上げ、オネーサンが見事な空中回転を
決める演目には、子ども達全員がポカーンと口をあけて
見とれている姿に、思わず笑ってしまいました。

最終演目の空中ブランコは、音楽も照明も今まで以上に
激しくなり観客を煽ります。
オネーサンがブランコから飛ぶたびに
「おぉーー!」「うわーっ!」「危ないって!」
子ども達が叫びます。
「もう、落ちそうでドキドキするわ!」
ジオンが一番興奮してるようです。
「大丈夫だって、命綱してるから!」
そう言ってやろうと思いましたが、
子どもの興奮を冷ますのも、
大人気ないかなと思い、一緒に
「マジでヤバイよなー」と声を上げました。

空中ブランコが終わると、フィナーレの音楽が鳴り響き、
団員がすべてステージに上がりました。
観客に手をふり、笑顔を振りまき、皆で行進です。
子ども達も団員が見ている、見ていないにも関わらず、
一生懸命ステージに向かって手を振っていました。
「バイバーイ!!またねー!!」
ヒータンは声を上げて、手を振りました。
何度も何度も同じことを叫びながら、手を振っていました。

会場を出ると外は雨も上がり、すっかり夜の模様です。

ぞろぞろと観客達が駐車場へ向かう流れの中で
歩いていたら、疲れたのかヒータンが
「オトーシャン・・・おんぶ!」と。
「しょーがねぇーなぁ」
とおぶってあげると、背中越しに
「ヘヘッ!」と笑い声。
たぶん疲れてないんだろな。甘えたいのかな・・

人ごみから外れ、下町の路地裏に差し掛かかると、
軒先に咲いた夕顔の香りが、雨上がりの生暖かいムワッと
した臭いに混ざって鼻に入ってきました。

「夏の雨上がりは気持ち悪いな・・・」

そんなことを思っていると、
ふと懐かしい想いがこみ上げてきた。

そういえば30年以上も前に、オレは両親にサーカスを
見に連れて行ってもらい、帰りは今のヒータンのように
オヤジにおんぶされて帰ってきたんだ・・・

あの時のオヤジと同じような事をしている自分が
少しおかしく、ひとりでニタニタしていると
横を歩くジオンに
「何か、おもろいことあったんか?」
と言われました。

「昔な、オトーサンが小さいときに、死んだジィジに
 サーカスに連れて行ってもらったんよ」
「ふーん、そうなんや」
「でな、帰りにヒータンみたいに疲れて、
 ジィジにおんぶしてもらったんや」
「へぇー、今と一緒やん」
「そうやろ、なんかそれが面白くてな」
「ふ~ん」

わかったのかわからなかったのか、そうジオンは言うと、
前を歩いていた妹とマレイの傍に走っていきました。

あの時のオヤジと同じように
オレは子どもをサーカスに連れて来て、
同じように子どもをおんぶして帰り道を歩いている。
この子ども達もいつかは大人になって家庭を持ち、
子どもが出来たらサーカスへ行く事もあるだろう。

そのときって子ども達はオレから巣立っているはずだ。

そのときオレは生きているのだろうか?
オレのことを覚えていてくれるだろうか?
忘れないでいてくれているだろうか?
こいつらは幸せでいてくれているんだろうか?

いつかは子ども達もオレの元から離れる日が来るだろう。
それはしかたないことってわかっているけど、
それを思うと寂しくって仕方がない。

そんなことを考えていたら涙が溢れそうになった。
目の前で無邪気にはしゃぐジオンとマレイを見ていると、
声を出して泣きたい衝動に駆られました。

涙を子ども達に見られたくないので、
上を向こうとしたら背中のヒータンとごっつんこ。
「オトーシャン!痛いやんかー」
ヒータンに叱られてしまいました。
バツが悪いので苦笑いです。

あの日のオヤジはオレをおぶって何を考えていたんだろ・・・

先を歩いていたマレイが、遅れて歩くオレを待ちきれないのか
走ってこちらへやってきました。

「おとーさん!ロシア人ってきれいやったねー!」
「そうやなぁ、キレイやったなぁ」
「ロシア人って、みんなお乳がデカイんやね!」
「おまえはそんなトコばかり見てたんかいっ!」

マレイの言葉になんとか助けられたみたいだ。

胸を締め付けるような想いは、35年前の寂しさ、
物悲しさとは違うのものだが、
やっぱりサーカスはオレにとって物悲しく、
寂しいものなんだろう。

雨上がりのアスファルトからこみ上げてくる
心地の悪い蒸し暑さは確かに不快だが、
雨上がりの夜空には星が輝いて、とてもきれいです。

街灯の下でサーカスのピエロのダンスを真似て踊る、
ジオンとマレイの影がオレの足元に伸びて、
なんだか足がくすぐったいような気がしました。

【こどもニュース】(08/23)
プリキュアの鉛筆削りを自主回収=コードから火花-バンダイ子会社
平手で頭を叩いた教諭を戒告処分
生徒を宙づり、床に落とす 福岡の中学教諭


最後の2つのニュースはどちらも教師による「体罰」のニュース。
宙づりはもってのほかだが、平手で頭を叩くたって、表現から行くと
「パチン!」程度のものでしょ?そんなもんで問題にするから、
ますますバカな子どもが増えていくんだよ。
ま、問題にする親や関係者が一番バカか。
昔は先生にどつかれた!って親に言っても
「お前がわるいからだろ?」って相手にもされなかったモノだが。

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