こども病院ドットコムPJCT代表、通称「親方!」のブログ。 チビちゃん3人を育てるシングルパパでもある親方!の子育て奮闘記。

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フリスキー!

はい!親方です。

今日は「猫の日」。

なんで今日が猫の日かと言うと、こんな民話が由来なんですな。



~周吉とシロ~

昔、昔の話です。

近江の国の琵琶湖の北。その山の奥の村に周吉という子供が住んでいました。

周吉の家にはお父さんがいません。

周吉が小さいころに病気で死んでしまったからです。

だから周吉はお母さんと二人で畑を耕して野菜を作り、

貧しいながら細々と暮らしていました。

ある冬の日のこと、畑から帰ってくると

家の前に透き通るような白い毛で覆われた一匹の猫が倒れていました。

「おかあさん!猫がたおれているよ!しんじゃったのかなぁ?」

「いや、まだ死んでないみたいだよ。おなかがすいて倒れてるみたいだよ」

周吉は白猫をおうちに入れました。

何かを食べさせてあげようと思いましたが、

周吉の家は貧しいので食べるものがありません。

お母さんと周吉が食べるごはんで精一杯なのです。

「いいよ、周吉。おかあさんの粥をねこにおあげなさい」

やさしい母さんはそういうと、自分の分の粥を白猫に食べさせてあげました。

白い猫はお粥を震えながら食べましたが、すぐに元気にはなりません。

それから三日間、お母さんは自分が食べるご飯を猫に与え、自分は何も食べないでいました。

そうすると、お母さんと周吉の看病のかいあってか、白い猫は元気を取り戻しました。

「おかあさん!この猫おうちで飼っていい?」

周吉はお母さんにそう言いました。

元気になった猫もこのおうちが気に入ったらしく、

ニャァニャァと周吉にまとわりついて離れません。

しかし、周吉のおうちは貧しいので、猫に食べさせる余裕はありません。

お母さんは少し困りましたが、

「いいよ」

と笑顔で周吉にこたえてくれました。

白い猫は「シロ」という名前をつけられて周吉のおうちで一緒に住むようになったのです。

それからというものシロは畑に行くのも、寝るのも周吉と一緒。

「おかあさん、シロと一緒にねるとあったかいんだよ」

そう笑顔で言う周吉と、

周吉に抱かれて目を細めてニャァとうれしそうになくシロに、

おかあさんはただ微笑んで

「そうかい、よかったね。お友だちができて」

と力ない声で返します。

お母さんは自分のご飯をほとんどシロに分けてあげていたので、

体が弱ってきていたのでした。

そんなことも知らずに周吉はシロと楽しく過ごしていました。

シロも周吉や、やさしいお母さんと毎日過ごすのがとてもうれしそうでした。

お正月も明けた大雪の夜、

お母さんはとうとう倒れてしまいました。

毎日の畑仕事につかれているのに、食べ物をシロにあげていたので、

やせて病気になってしまったのです。

「おかあさん!!」

「寒いよ・・・周吉・・・寒いよ・・」

外は大雪です。すきま風がビュービュー入ってくる周吉の家はとても寒く、

おかあさんを包むお布団も薄いもので、

とても寒さをしのげるようなものではありません。

かといって、まずしいので新しいあったかいお布団も買えないのです。

「シロ!おかあさんのお布団に入ってあげて!」

そういって周吉はシロをおかあさんのお布団に入れました。

しかし、それでもお母さんは寒さにガタガタ震え、

「寒い・・・寒い・・・」

とうわごとのように繰り返すだけでした。

周吉はオロオロするばかり。

おかあさんが死んでしまうんじゃないかと思うと、

涙があふれてきて、泣くばかりです。

すると、戸がドンドン!と叩かれました。

大雪の嵐のせいで戸が揺れているのかと思いましたが、

ドンドン!  ドンドン!

といつまでも鳴り止みません。

周吉はそっと戸をあけてみました。

すると、ソコにはお布団がおいてありました。

白い大きな、そしてとてもあったかそうなお布団です。

周吉はそれを取るとお母さんのもとへ駆け寄りました。

「おかあさん!お布団が!お布団が玄関においてあったんだよ!」

おかあさんはただ震えるだけで何も答えられません、

周吉は黙って白い布団をお母さんにかけてあげました。

そして自分も疲れたのでお母さんに寄り添って寝てしまいました。

次の朝、

お母さんはあったかい白い布団のおかげで、元気を取り戻しました。

「周吉!周吉や!」

疲れて眠りこけてしまった周吉をお母さんが起こします。

「おかあさん!元気になったんだね!」

周吉はお母さんに起こされ寝ぼけまなこで言いました。

「あれ?シロは?」

「そうなんだよ、シロが見当たらないんだよ、周吉・・・」

周吉は布団から飛び出すと、家の中じゅうを探しました。

でも、どこにもシロは見当たりません。

「お外にでも行ったのかなぁ・・・」

周吉は玄関の戸をあけて外に出てみました。

すると、そこには毛を全部抜いて皮だけになったシロが

眠っているように死んでいたのです。

「シロ!シロ!!」

周吉が大きな声でシロをよんでもシロは目を覚ましませんでした。

「あぁ・・シロや、あなたは私が病気で凍えていたから、自分の毛で
 布団を作ってくれたんだね・・・ごめんよ・・・シロ・・・」

お母さんは涙を流してシロに近づきました。

「シロ!シロ!!!」

周吉は何度も何度もシロの名前を呼びました。

朝のお日様の光を浴びてキラキラ光る白い雪の上で、

シロはとってもうれしそうに目を細めて眠っているようでした。

【民明書房刊「近江の民話」より】



こういう話が今の近江の国、そう滋賀県には民話として
語り継がれています。

そのシロが死んでしまった日が旧正月を過ぎた今日、2月22日なんですね。

そこから今日が「猫の日」となったのです。




・・・って、ウソです。すいません。

だって、ホントは2月22日で
「2(ニャー)、22(ニャーニャー)」って言うのが由来なんですもの。

あまりにもベタすぎて許せませんな。

コレぐらいの話を由来としてこの日を制定すればいいのに・・・
(捏造はダメ!)

そんなわけで、朝起きて「今日は何の日」を製作してるときに
思いついた話を書いてみました。

騙された!って怒らないでくださいまし。

猫、バンザーイ!!


【こどもニュース】

大阪府の児相 5年で2億5000万円滞納 一時避難費用徴収できず
 虐待から子供を守るのにもお金がかかる世知辛い世の中です。
 大体、子供を虐待する親が「はいどうぞ」と費用を払うということは
 考えづらいですな。国が負担すればいいんだ。
 政治家減らして浮いた税金でね。

ローソン コンビニで子供預かりサービス
 ん・・・どうなんだろ?子供をコンビニ感覚で預けるのって・・・
 なんともピンとこない話です。

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コメント
この記事へのコメント
うそだろ・・と思いつつも
ジーンときたさ・・。
猫の恩返しって、なさそうだけど
あったらこんな感じなんかなぁ。
でも・・皮・・。むごいね。TT
日本の民話っぽかったです。
2007/02/22(木) 16:21 | URL | さすけ #6j50rGwg[ 編集]
>さすけ

日本の民話に限らず、童話には残酷なものが多いよね。

ちなみに「ごんぎつね」は
いつ読んでも涙します。
2007/02/23(金) 09:39 | URL | 親方! #-[ 編集]
すばらしいお話でした。子供が大きくなったら、よーく聞かせてあげようと思います。(笑)

親方!さんの日記は映像化できないものか?とよく考えたりしてます。
2007/02/23(金) 11:02 | URL | RIN #-[ 編集]
>RIN

映像化かぁ。。。

あの24はいいシチュエーションコメディになるかもw

目指せ!印税生活w
2007/02/27(火) 09:06 | URL | 親方! #-[ 編集]
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